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アフターサービス

情報通信工学科を卒業後、多くの人に影響を与える仕事がしたいと考え、2007年に三菱電機に入社。
国内向け製品のアフターサービスを担当した後、2011年より海外向けアフターサービス部門へ異動。
海外の現地調整部門に所属し、様々な国での業務を経験。
※所属はインタビュー当時のものとなります

重要なのは、トラブルを予防すること

アフターサービス部門には、国内の顧客を対象とするグループと、海外を対象とするグループがあります。私は現在、後者に所属。現地据付工事後の設備調整業務と兼任するかたちでアフターサービスを手掛けています。私たちの仕事としてまず挙げられるのが、受配電設備の更新・増設工事に伴う計画・調整。当社設備を導入いただいている海外のクライアントと打ち合わせを行い、予算や工期に見合った最適な工事計画を立案していきます。

また、私たちの手掛ける受配電設備は、人々の生活を支えるインフラであり、安定的に稼働して当たり前のもの。事故や故障があってはならないもののため、それを未然に防ぐべく設備の更新提案も行っています。提案対象となるのは、設備の導入から一定期間が経過した発電所や変電所など。私たち海外担当は効率よく提案活動を行うために、一度の渡航で複数のクライアントを訪問。商社の営業とともに提案をして回ります。

世界を駆け回る技術営業

現地調整案件も含めると、私はこれまでにマレーシア、インドネシア、タイ、UAE、サウジアラビア、イラク、メキシコを訪問しました。アフターサービスの場合、海外での滞在期間は長くて1週間程度。短期出張がメインで基本的に長期滞在はありません。生活のベースを国内に置きながら、グローバルに活躍したい。そんな方には最適な環境です。

国内・海外の担当に関係なく言えるこの仕事の魅力は、大規模な工事を受注できたときに大きな達成感を味わえるところ。ときには受注額が数億円に上ることもめずらしくありません。また、限られた予算・工期内で、うまく工事を計画できたときの爽快感も、アフターサービスならではの醍醐味です。黙々と開発に打ち込むよりも、外に出て人と関わることが好きな技術営業志向を持った技術者が、より活躍できるフィールドであると言えるでしょう。

すべての電気系技術者にチャンスがある

私たちの手掛ける受配電設備は、一般の方からすれば特殊な設備です。そのため、他社で同様の経験を積まれている方は少ないのではないかと思います。実際、現在活躍中の技術者も新卒入社か、或いは異なるフィールドからの転職者。ですから、電気設備の知見をお持ちの方はもちろん、電気系技術者であれば活躍の可能性は充分にあります。私自身も新卒ではありますが、専門は弱電。強電の知識はなく、入社後に学びました。

当社では教育研修システムが充実しており、新卒採用・キャリア採用に関係なく、業務に必要な知識・技術を基礎から学ぶことができます。また、個々のスキルや経験に応じて、他の部門で経験を積み、当社のビジネスに慣れた上でアフターサービスとしてのキャリアをスタートすることも可能。育成環境は万全ですので、少しでも興味をお持ちの方はぜひご応募ください。